コロナ日記3

ここのホテルに入所して既に7日目、すっかり全快しました!!
毎日何もすることが無いから長かったようで、ボーッとしてたらアッと言う間に1日が終わってました。

コロナと言うテレビを点けてもネットを開いてもまだまだ騒がれてる病気になってみて、改めて肌で感じた事を今日は書きたいと思います。

まず人の暖かさ、これは感じましたねえ。
普段連絡をしない人からも心配する連絡があったり、流派に関係無く電話くれたり、「先生コロナになったんですか?(笑)」と何故か(笑)マークで連絡をくれた人がいたり、優しい人が多かったです。
ただ詳細は書かないですが、嫌な人もいるなあとも感じました。まだまだこのコロナって病気は世間からは偏見も多く、1年前だったらコロナじゃ無く精神を病んで自殺してしまう人もいたってのも頷けます。

そして「コロナなってんけど指導できますか?」って聞いた時のうちの黒帯の人達。速攻でスケジュールを確認して嫌な顔(まあ、電話で聞いたから見えへんけど)せず引き受けてくれました。
絆って言葉がありますが、間違い無くこの子達とは繋がってるなと感じれました。
自分の周りはこんな絆で結ばれてる人達で一杯やなあ、俺は幸せだと痛感できました。
この絆ってのは、「糸を半分ずつ」って書いて絆です。
釣りでは魚と人間が1本の糸で駆け引きをします。
糸を張り過ぎると切れてしまいます。
また糸を緩め過ぎると魚が食べた時の当たりがわからないです。
魚釣りでは「張らず緩めず」が1番大切です。
親子でもこの「張らず緩めず」の関係が上手いこといかず絆を築くのが難しいのに、赤の他人とこれだけの絆を築けたってのは自分の財産です!!
自分の周りにいる自分と「絆」で繋がってる人!!本当にありがとうございます!!

 

あ、さて話は変わりますが、続いてはなってみたから分かるこの「コロナ」って病気です。
自分は幸いにも最高体温も38.2と超軽症だったと思います。
ぶっちゃけ、病院行かず平気な振りして普段と同じ生活しよっかな?って何回も考えました。
そして今思ってもやろうと思えば出来てたと思います。
ただ、体温は上がらなくても倦怠感が酷いのや味覚や嗅覚が無くなるのは普通の風邪とは違うなと感じました。
じゃあこのコロナがまた流行った時、緊急事態宣言を出して普通の生活をストップさした方がいいか?て聞かれたら「NO」です。
自分が貰ったコロナはかなり弱毒化してるんだと思います。
今回自分の持ってる自然治癒力だけで治しました。
ギックリ腰でロキソニンを飲んだけど、それ以外の薬は何も処方されなかったです。
もちろん個人差はあります。
体力の有る無し、基礎疾患を持ってる人、年齢、色んな要素があるんでしょうが、(自分は罹った事はないんですが)毎年流行るインフルエンザよりも今のコロナは軽くなってると思います。
インフルエンザは薬を処方されますが、もし薬がなかったらもっと沢山の人が亡くなってると思います。
コロナも薬が出来たら普通の風邪扱いになると思うんですが、いつ薬ができるんでしょう?
ここからは自分の勝手な意見で決して陰謀論者とかじゃないんですが、ちょっと前に尼崎のお医者さんが「イベルメクチンで治る」って言ってたけど、その後全く聞かなくなりました。
もう一回しつこい様に言うんですが、自分は陰謀論者じゃないんですが、このコロナが簡単に治ってほしく無い人が世の中には少なからずいるんだと思いました。
いや陰謀論者なんかなあ?
でもこのコロナに効く特効薬を自分は見つけてしまいましたよ!!
コロナだけじゃ無くギックリ腰にも効いたんで全ての病気に効くんだと思います。
しかもタダ!!
それはね
「笑う」
って事ですよ。
この療養中何人かと電話で話ましたが、まあ楽しかった。
療養中ってのも忘れてしまうぐらい楽しかった。
ほなその電話してる時や切ってから暫くは全然しんどくないんですよ。
間違いなく1番の薬は「笑い」です。
だから酒止めてなったんもまんざら間違いじゃないんかなあって。
唯一、酒飲んでる時だけ饒舌になって奥さんとも楽しく会話してましたから。
酒止めたらお家で奥さんとは無口やねん。
そこは重病です。

 

最後にこのコロナに罹って人生で無駄な事も発見しました。
IPADをいじる時間です。
1日中ホテルの部屋でやる事無かったらやっぱりIPADばかりいじってました。
1日10時間近くいじってました。
これ、普段の自由な生活が出来る時に意味も無くいじってたら絶対時間勿体無いです。
ちゃんとした目的があって使うならいいですが、今回は暇過ぎてずっといじってました。
そしたら1日がアッと言う間に終わるんですが、何も残ってない毎日でした。
逆に必要なものは運動です。
毎日北向きの日光が入らない暗く狭い部屋でIPADばかりいじってたらめっちゃ頭が痛くなってきてました。
そこでキングオブエクササイズのスクワットを10分やると、疲れと同時に頭痛は全くしなくなりました。
それから毎日運動はしてますが、終わったらめっちゃスッキリします。
そして達成感から狭い部屋でも充実感で一杯になれます。
運動最高!!

さあ明日出所出来るんですが、楽しみで仕方ありません。
いかに自分は幸せに包まれて生活してたんだって改めて今回痛感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ日記2

昨日もお伝えした通り、私コロナに罹りました!!

今、アパホテルの狭い狭い部屋の一室で療養中で、暇を持て余してるので今日もコロナに罹ってからの事を書きたいと思います。

9月24日金曜日
この日は午後2時に保健所の車が迎えに来てホテルに行く事になっていました。
療養中は病院の入院中の食事みたいなんだったら足りないだろうし、美味しく無さそうなんで大量のカップ麺のうどんとアクエリアスとお菓子と果物を用意しました。
その袋の数、全部で3袋。自分でも少し多過ぎかなって思ってました。
約束の時間になり家に医療用に改造したハイエースが着いたんですが、何とびっくり、運転席から出てきたのは宇宙服をも連想させるぐらいしっかりした防護服で、上から下までしっかり覆われてました。
もう明らかに「ここの家にコロナの人おるよー、出たよーこの家からコロナー!!」と言わんばかりの出立ちである。
自分はやっぱりご近所さんに知れ渡るのは気不味いと思い早く出発したかったんですが、さっきの荷物がなかなか車に入りません。
てっきり1人乗りだと思ってたのに、まさかの4人乗車。
そりゃあんな荷物入んないですよ。
宇宙服着たまま、他の人の荷物を退け一生懸命乗せようとしてくれてるんですが、いかんせん目立つ格好。
ご近所さんに会ったらどうしようってドキドキしながら宇宙服を応援してたんですが、何とか乗り無事出発できました。
多分、ご近所さんの格好の井戸端会議のテーマをプレゼントできた事でしょう。
移動中の車中は他の人も割りかし元気そうな人が多く、咳をしてるのも1人だけでした。

ホテルに着き部屋のドアを開けたんですが、そこはアパホテル。とても綺麗で1人で寝るには充分な大きさのベッドです。普段の出張で泊まってたなら「さあ、飲みに行くぞ!!」とワクワクする瞬間なんですが、これから1週間近くその部屋から一歩も出たらダメってなってるので自分には牢獄に見えてしまいました。
と、そんな暗いネガティブな思考が起こさせたのかもしれませんが、次の瞬間「あ、終わった!!」となる出来事が起きました。
持ってきた大量の飲み物やフルーツを冷蔵庫に入れてたんですが、冷蔵庫とベッドの間が狭い。その狭い間を変な姿勢で入れてると腰から「バキ!!」と感触がありました。音は鳴ってないでしょうが感覚的にはまさしく「バキ!!」でした。自分はこれまで腰痛はしょっちゅうありましたが、ギックリ腰は初めてです。言葉にならない声で四つん這いになりながら「アグググ」と唸っていたんですが、そこだけを見られたらどんな凄いプレーを堪能してんねやって勘違いされてもいいくらい悶絶してました。
これが気持ち良い方で悶絶してたら良かったんが、痛い方で悶絶してたんで地獄ですよ。
入所して10分でまさかのギックリ腰です。
もうコロナしんどいとか忘れてしまうぐらいの痛さでした。
夜、看護師さんから健康状態について電話がかかってくるんですが、ギックリ腰をやったと伝えました。
でもふざけた事にコロナ以外は全く興味が無く、下の階までアイスノンを取りに来いとかぬかすんですよ。
「緊急以外は我々は行けません」とか言うから「今、緊急じゃ!!」とちょっと声が大きくなりました。
薬も市販薬のロキソニンしか渡せず、しかもそれを飲み終わったら自分でネットで注文しろなどとぬかしてきたから、「ほなこの部屋で熱湯こぼして大火傷しても何もしないんですか?」って聞いたら「そのような場合は」とか言うから間髪いれずに「俺にとったら一緒じゃ!!」と言っちゃった。
多分、鬱陶しい患者でしょう。
ロキソニンのお陰で今はだいぶ良くなりましたが、ギックリ腰は癖になるって言うし、ネットで調べたら安静するより動かしといた方がいいって書いてたけど、こんな狭い部屋じゃ無理やし困ります。
コロナだけやったら大した事なかったんですが、まさかのギックリ腰のダブルパンチ。
1番大切な事ってなんですか?って今聞かれたら何の迷いも無く「健康!!」と答えます。
お金は大事かもしれませんが、この国でお金が無いから餓死するって事はまず無いです。
これからは神社に行くと「家族の健康」とだけお祈りしようと思います。

あ、そんな家族ですが、奥さんと娘に陽性反応が出ました。
俺が家族の健康を壊しとるんやんけ!!

コロナ日記

コロナになりました!!

そうなんです、私、コロナに罹ってしまいました。

と、こんな事を書いていると、「お前、コロナに罹って皆んなに迷惑掛けてんねんから神妙にしとけよ!!」
と、お叱りを受けるかもしれないんですが、今はホテル療養2日目。体調は熱も下がり食欲もバッチリあります。
小さいビジネスホテルの部屋の中で誰とも喋らず1人でいると気が狂いそうなので、どうか勘弁してください。

それでは、発熱した日から思い出して書いてみます。

9月20日月曜祝日
この前日、自分の父親の誕生日で実家で過ごしていました。
実は私、アルコール除菌を1ヶ月近く止めてたんですよ。手に付ける方ちゃいますよ、体内に取り入れる方です。
何で止めてたかと言うとそれを話すとまた長くなるんですが、平日は毎日休みなく37%のウイスキーの瓶を2日で1本飲んでました。休日前だとさらにリミッターが外れて数えれないぐらい飲んでました。
ずっと減らしたいと思ってたんですが、休肝日を作ろうと思っても朝だけの意思で夜になればまた酒を持ってレジに並び、週末しか飲まないでおこうと月曜日の朝に決意しても月曜日の夜には酔っ払ってる、そんな毎日でした。
もう、これは禁酒は無理だと。って事で断酒にしたら意外とお酒止めれてました。

そんな感じで暫く止めていたお酒を父親の誕生日って事でめっちゃ飲みました。
そして翌月曜日、もちろん朝から頭が痛いです。
「ウヒョー久しぶりの二日酔いだぜ!!やっぱり酒最高!!」などと酒の余韻に
布団の中で浸っていたんですが、二日酔いにしては体がめっちゃダルい。
でもまだその時は、「さすが、1ヶ月酒止めてただけはある。体もびっくりしてんねや。」
などと、まさか自分がコロナに罹ってる何て夢にも思わなかったです。
しかし時間が経っても一向に頭痛が治る気配はなく体のダルさも増してきてました。それでも絶対病気って認めず、ただの二日酔いやと自分に言い聞かせてました。
更に時間が経過すると治るどころか体のダルさがMAXを迎えました。
今まで検温は絶対にせんとこうと思ってたんですが、ここでついに体温計という白い刀を抜いてしまいました。
自分の感覚では39度ぐらいあると思ってました。
そして「ピピピ」と乾いた音が鳴って恐る恐る体温計を見てみると
「37.2」
まさかの今どこのお店でも入る時にやられる検温チェックをもパスできる体温。
いくら関西人特有のリアクションが大袈裟な自分でも「37.2」でこんなしんどいフリはしません。
もう一度測りました。
「ピピピ」と乾いた音と共に見てみると、何と
「37.1」
落ちとるやんけ!!
と体温計にツッコミをいれたんですが、こんな微熱にしては体のダルさが普通じゃないと思い、そこで初めてうっすら「コロナ?」
と怖くなりました。
こりゃ次の日仕事も稽古も休んで病院行った方がいいなって思い、37.1度のしんどい体を無理に起こし各方面に電話しました。
その夕方初めて38.0が出ましたが、やっとしんどさと体温が少し近づいたんで少し嬉しかったです。

9月21日火曜日
朝から体のダルさは酷いものの熱を測っても「37.5」とかの微熱です。ただ、自分にしては珍しく食欲もなく、何かカロリー摂らなあかんと思い無理矢理アイスばっかり食べてました。

病院に着くと思った以上に閑散としていました。
唾液を摂取され検査結果を聞こうと思うと、何と2日後迄に連絡しますとのこと。
しかも陽性者のみに連絡するらしく、陰性だったら何の連絡も無いらしいです。
何やねん、そのアルバイトの面接の結果発表の逆みたいなんわと思ったんですが、その後、結果を聞かずしても自分がコロナだと確信する出来事がありました。

お家に帰り、病院に行ってきたので色んな菌も付いてると思うから体はダルいんですが直ぐにシャワーを浴びる事にしました。
そしてパンツを脱ぎ素っ裸になった瞬間「昨日も風呂も入ってないし、飲み物も沢山飲んで汗も沢山かいたし、俺の股間はどれだけ臭くなってんのかな?」と、自分自身の臭いを嗅いで興奮したいという、変態的な考えが頭をよぎり早速ご賞味してみました。
「全然臭くなーい!!2日も履いたパンツが全然臭くなーい!!俺も40歳を超えて立派なオッサンになったけど全然体臭せえへんやんけ。イケてる俺ーーー!!」って最初は思ったんですが気づきましたよ、「いや違う、そんな訳がない。これがコロナで嗅覚がしなくなるってやつかーーーー!!」って。
何かテレビに出てる有名人に会った時の様に何故か嬉しくなり、何回も何回も自分のパンツの股間の部分や肛門の部分を嗅いでました。

そんなこんなでほぼコロナと確信しました。

9月22日水曜日
朝からダルさや体温は変わりませんが、食欲は出てきました。
しかし相変わらず臭いと味は全くしません。
全くです。

でも心の中でコロナじゃありません様にってお願いしてました。
陽性だと電話が来るので、電話の音が鳴る度ドキッとしてました。
そしてまた電話が鳴り、出ると「川西市保健所です」と言われました。
何となく分かってはいたんですが、いざ本当にかかってくると頭の中は真っ白になり溜息が漏れました。
奥さんにも勿論伝えなきゃいけません。
きっと、さぞ心配するだろうと。
今は軽症でも急変するって聞くし。
そこであえて明るくミルクボーイっぽく「いやー今ね、コロナ陽性反応を頂きましたー!!こんなん、なんぼあってもいいですからねー!!」
って空元気でも心配されない様に頑張って言うと、奥さんからはまさかの信じられない言葉が。
「ウワー最悪やー!!どうすんの子供達は?」
と、まるで全く自分の体の事など心配なんかしないお言葉を頂きました。
そして子供達にも伝えたら、椅子に座っていたのに立ち上がり、バイキンから逃げる様に走り去っていきました。
そして息子が近づいてきて慰めてくれるのかな?と思ったら、手に持ったアルコールスプレーを思いっきり顔面に吹きかけられました。
彼には俺がバイ菌にしか見えていない様です。そうなったら俺もバイ菌役に徹するだけです。
アルコール銃を持った彼を追いかけ回そうとしたんですが、速攻で奥さんから「ほんまにそんなん止めて!!」と注意を受けました。
おもんない奥さんやわ。

って事で保健所の人とも話し、ホテル療養となった訳ですが、それはまた明日から書きます。時間はアホほどあるんで。

で、今回一つだけ確信を得た事があります。

「酒は百薬の長!!」

酒止めたからコロナになったんや!!