コロナ日記2

昨日もお伝えした通り、私コロナに罹りました!!

今、アパホテルの狭い狭い部屋の一室で療養中で、暇を持て余してるので今日もコロナに罹ってからの事を書きたいと思います。

9月24日金曜日
この日は午後2時に保健所の車が迎えに来てホテルに行く事になっていました。
療養中は病院の入院中の食事みたいなんだったら足りないだろうし、美味しく無さそうなんで大量のカップ麺のうどんとアクエリアスとお菓子と果物を用意しました。
その袋の数、全部で3袋。自分でも少し多過ぎかなって思ってました。
約束の時間になり家に医療用に改造したハイエースが着いたんですが、何とびっくり、運転席から出てきたのは宇宙服をも連想させるぐらいしっかりした防護服で、上から下までしっかり覆われてました。
もう明らかに「ここの家にコロナの人おるよー、出たよーこの家からコロナー!!」と言わんばかりの出立ちである。
自分はやっぱりご近所さんに知れ渡るのは気不味いと思い早く出発したかったんですが、さっきの荷物がなかなか車に入りません。
てっきり1人乗りだと思ってたのに、まさかの4人乗車。
そりゃあんな荷物入んないですよ。
宇宙服着たまま、他の人の荷物を退け一生懸命乗せようとしてくれてるんですが、いかんせん目立つ格好。
ご近所さんに会ったらどうしようってドキドキしながら宇宙服を応援してたんですが、何とか乗り無事出発できました。
多分、ご近所さんの格好の井戸端会議のテーマをプレゼントできた事でしょう。
移動中の車中は他の人も割りかし元気そうな人が多く、咳をしてるのも1人だけでした。

ホテルに着き部屋のドアを開けたんですが、そこはアパホテル。とても綺麗で1人で寝るには充分な大きさのベッドです。普段の出張で泊まってたなら「さあ、飲みに行くぞ!!」とワクワクする瞬間なんですが、これから1週間近くその部屋から一歩も出たらダメってなってるので自分には牢獄に見えてしまいました。
と、そんな暗いネガティブな思考が起こさせたのかもしれませんが、次の瞬間「あ、終わった!!」となる出来事が起きました。
持ってきた大量の飲み物やフルーツを冷蔵庫に入れてたんですが、冷蔵庫とベッドの間が狭い。その狭い間を変な姿勢で入れてると腰から「バキ!!」と感触がありました。音は鳴ってないでしょうが感覚的にはまさしく「バキ!!」でした。自分はこれまで腰痛はしょっちゅうありましたが、ギックリ腰は初めてです。言葉にならない声で四つん這いになりながら「アグググ」と唸っていたんですが、そこだけを見られたらどんな凄いプレーを堪能してんねやって勘違いされてもいいくらい悶絶してました。
これが気持ち良い方で悶絶してたら良かったんが、痛い方で悶絶してたんで地獄ですよ。
入所して10分でまさかのギックリ腰です。
もうコロナしんどいとか忘れてしまうぐらいの痛さでした。
夜、看護師さんから健康状態について電話がかかってくるんですが、ギックリ腰をやったと伝えました。
でもふざけた事にコロナ以外は全く興味が無く、下の階までアイスノンを取りに来いとかぬかすんですよ。
「緊急以外は我々は行けません」とか言うから「今、緊急じゃ!!」とちょっと声が大きくなりました。
薬も市販薬のロキソニンしか渡せず、しかもそれを飲み終わったら自分でネットで注文しろなどとぬかしてきたから、「ほなこの部屋で熱湯こぼして大火傷しても何もしないんですか?」って聞いたら「そのような場合は」とか言うから間髪いれずに「俺にとったら一緒じゃ!!」と言っちゃった。
多分、鬱陶しい患者でしょう。
ロキソニンのお陰で今はだいぶ良くなりましたが、ギックリ腰は癖になるって言うし、ネットで調べたら安静するより動かしといた方がいいって書いてたけど、こんな狭い部屋じゃ無理やし困ります。
コロナだけやったら大した事なかったんですが、まさかのギックリ腰のダブルパンチ。
1番大切な事ってなんですか?って今聞かれたら何の迷いも無く「健康!!」と答えます。
お金は大事かもしれませんが、この国でお金が無いから餓死するって事はまず無いです。
これからは神社に行くと「家族の健康」とだけお祈りしようと思います。

あ、そんな家族ですが、奥さんと娘に陽性反応が出ました。
俺が家族の健康を壊しとるんやんけ!!

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