アホ息子

先日、学校で個人面談があったみたいで奥さんが出席しました。
まあ予想はしてましたが、散々な事を言われたらしいです。
「授業中落ち着きがなく、お喋りばっかりしています!!」と。
こりゃ1発ガツンと怒らなあかんと思い、息子を呼びつけました。
まあまあ怖い顔で呼びつけた事もあり、最初はオドオドした表情でしたが、いざ個人面談の事と分かると、何故か彼の顔はホッとした表情になりました。
「授業中、うるさいって先生が言ってたらしいけどほんまか?」
と問い詰めたら、何の悪びれた様子も無くあっさり認めました。
そして息子は
「お父さんに言われたくないわあ。だってお父さんも小学校の時うるさかったやろ?」
と、まさかのカウンターパンチを放ってきました。
動揺した自分は
「お、おう。ま、まあな」
と、しどろもどろになりながらも何とか
「でもほら、授業中うるさかったら他の子に迷惑かかるしやっぱりあかんぞ。そうや、お父さんは学校の椅子に寄っかかって脚2本で立ってバランス取るのうまかったぞ。お前も明日から喋りたくなったらやってみろよ。体幹が強くなるで。後、息を何秒止めれるかもよくやってたわ。スタミナ付くんちゃう。」
と、思いの外カウンターパンチが効いてしまいノックアウトされてしまいました。
個人面談ではよっぽど誉める事がなかったのか、
「体が凄い柔らかいですね!!」
と、それだけ誉められたらしいです。

でもね、「わんぱくでもいい、人の痛さが分かる人に育ったら。」